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コミュ力がないのはいつだって自分:プロトコルを合わせる

概要

songmu さんの記事「コミュ力が無いのはいつだって自分」を #kichijojipm で紹介。「プロトコルを合わせる」という考え方が対人コミュニケーションに効く。

詳細

「プロトコルを合わせる」とは

エンジニアになじみのある「プロトコル」(通信規約)の概念を人間関係に応用する考え方。

技術の世界:
  HTTP と FTP は通信できない
  → プロトコルが違うと話が通じない
  → どちらかがプロトコルを合わせなければならない

人間関係:
  相手が得意な「コミュニケーションの形式」がある
  → 相手のプロトコルに合わせられる人が「コミュ力がある人」
  → 相手に合わせることを求める人は「コミュ力がない」

記事の核心:コミュ力の問題は常に自分側にある

「対話相手にコミュニケーション能力を求める醜さについて」

相手が「コミュ力ない」と感じたとき、問題は相手ではなく自分が相手のプロトコルに合わせていないことが多い。

例:

✗ 「あの人は説明が下手だ」
◯ 「あの人の説明スタイルに自分が合わせられていない」

✗ 「あの人は話が長い」
◯ 「どの情報が重要かを教えてもらえばよかった」

✗ 「あの人はすぐ感情的になる」
◯ 「感情が動いているサインを読んで、先に受け止める対話をすれば良かった」

具体的なプロトコルの合わせ方

1. 相手の情報処理スタイルを観察する

タイプ 特徴 合わせ方
結論先行型 「で、何が言いたいの?」 最初に結論を言う
ストーリー型 背景から丁寧に話す 急かさず最後まで聞く
数字重視型 データで判断する 根拠を数値で示す
感覚重視型 「なんとなく」で動く 雰囲気・ビジョンから入る

2. 「分からない」を相手のせいにしない

✗ 「この人の説明は分かりにくい」(相手のせい)
◯ 「私はまだこの説明形式に慣れていない」(自分事化)
◯ 「どの部分が理解できていないか明確にして質問する」(行動に変換)

3. 議論の「モード」を合わせる

  • 相談モード(答えを求めていない、聞いてほしい)
  • 解決モード(具体的な解決策がほしい)
  • ブレストモード(アイデアを出し合いたい)

相手がどのモードなのかを確認せず自分のモードで返すとすれ違いが生まれる。

エンジニアの仕事での応用

コードレビュー:
  レビュアーが「これは分かりにくい」と言う
  → 「コードのプロトコル(命名・構造)が読み手に合っていない」

仕様確認:
  「仕様がころころ変わる」と感じる
  → ビジネス側の意思決定プロセスを理解してプロトコルを合わせる

なぜ重要か / いつ使うか

  • チームのコミュニケーションがうまくいかないとき
  • 「あの人は話が通じない」と感じ始めたとき
  • エンジニアとビジネス側の橋渡し役をするとき